広島市郷土資料館 教室「山まゆ糸でブレスレット作り」の様子
※アンケート結果(郷土資料館作成)を追加しました(10/25)。

2022.10.16

テーマ:山まゆ糸でブレスレット作り
繊維のダイヤモンドと呼ばれる山まゆの糸をつむぎ、綿糸と組み合わせ、木枠の織り機でブレスレットを作る
日時2022年10月16日(日)13:00-15:00
参加者:小学生から大人15名(応募者多数のため抽選)
    サポーター(郷土資料館ボランティア5名、可部山まゆ同好会員5名)
講師:可部山まゆ同好会会員
会場:広島市郷土資料館
主催:広島市郷土資料館
(作業の概要など)
・煮繭(しゃけん)済みの繭2個から糸を引出す。
 (煮繭:繭糸のほぐれをよくするためあらかじめ繭を湯などで煮ておく処理)
・糸に撚りをかけ、杼(ひ)に巻く。 
・木枠織り機にセットしてある経(たて)糸は麻糸。緯(よこ)糸は山まゆの糸と綿糸を使用
・よこ糸は、たて糸の上―>下―>上と順に通していく
・よこ糸は出来上がりをイメージながら色を選びながら織っていく。
・織り終わったら、糸端をボンドで始末する。
・山まゆの糸をルーペで観察。「キラキラ光っている」と感嘆の声
・ブレスレットの長さを調整するストッパーを作り完成
・2時間休憩なし。みなさんすごい集注力でした!
・出来たブレスレットを着けて、達成感が感じられる笑顔で帰宅
※山まゆを知っていた人も繭や成虫の実物を見るのは初めてということで、繭の緑色にみなさん感激されていました。
※サポーターのみさんには事前研修(約2時間)で作ったブレスレットを着けて参加していただきました。

広島市郷土資料館
作業の説明
糸を引きだす
糸を引きながら撚りをかける
撚りをかける
杼(ひ)に巻く
織る
会場の様子
会場の様子(みんな真剣)
ルーペで山まゆ糸を見る(キラキラ輝いている)
会場の様子
糸端をボンドで始末する
たて糸を切る
ストッパーを付けブレスレットの形に整える
黄緑色に見えるのが山まゆの糸
完成
繭と成虫の標本