広島藩の特産「山まゆ織」の伝承 講演会「ヤママユガ科の生態」

浅野氏広島城入城400年記念事業 2019.9.22

講演概要:地球は生物にみちあふれている。ヤママユにとってもそれはおなじことである。
しかし、どうして山まゆ織りは、かつてこの可部地方で栄えたのだろう。
地域の自然や社会の情勢は変化しても、多種多様な生物と環境を育むことによって、地域の自然の保全活動に帯同していくことが重要ではないだろうか。

日時:令和元年9月22日(日)13:30-15:30
会場:可部公民館
講師:石谷正宇氏(IWAD環境福祉リハビリ専門学校副校長博士(農学))
参加者:25名(小学生が2名参加)
・「地球には約200万種類の名前のついた生物がいる」「現在は第6絶滅期?」「保護と保全は違う」「可部地区のような里山の重要性」などとても興味深いお話しでした。
・カンボジアの「蚕まつり」の貴重な映像の紹介もありました。
・質問も相次ぎ、休憩時間、講演会終了後もヤママユの卵・繭・ヤママユガの成虫の標本を前に参加者と話が弾みました。
※イベントは11月まで続きます。皆様の参加をお待ちしています!